マンチェスター・ユナイテッドに所属しているイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの会社の一つが、現在経営危機に直面しているとのこと。

『CEO Today』によれば、その会社はラッシュフォードが2021年1月に設立した「Mucs Investments Limited」だそう。

これはラッシュフォードが行うビジネスベンチャーや投資を管理するために設立されたもので、サッカー以外の分野での経済活動を進めていくために使われていたという。

しかしながら、この会社は2024年1月30日までの会計年度における財務諸表を企業登記所に提出しておらず、期限となる2024年10月30日を超過したとのこと。

そのため当局は「Mucs Investments Limited」に対して強制抹消通知を送り、資産の凍結を宣告したという。

企業は毎年財務諸表を提出することが義務付けられており、それを怠った場合は強制的な解散、取締役の資格剥奪や資格停止、銀行口座へのアクセス権の剥奪など重大な罰則を受けることになる。

この会社唯一の取締役であるラッシュフォードについてはおそらく最長で15年にわたる資格停止が言い渡されると考えられているそう。

ただ、ラッシュフォードにはまだ異議申し立てや財務諸表の修正提出ができるチャンスがあるため、迅速に行動できれば会社の抹消は避けられる可能性があるとのこと。

もしそれができなければ、会社の資産は当局に没収されるほか、ラッシュフォードは取締役としての権限を失うことになるようだ。

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マンチェスター・ユナイテッドでも非常に苦しい状況に直面しているラッシュフォード。ピッチ内でもピッチ外でも頭を悩まされる状況に陥っているようだ。

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