現在マンチェスター・シティで苦戦しているジョゼップ・グアルディオラ監督。これまで世界各国のクラブで頂点を極めていた指揮官であるが、コーチとしてのキャリアで初めての解任の危機に瀕していると言われる。
今回はそのジョゼップ・グアルディオラ監督の下で「1試合だけしか起用されなかった」名選手を『GMS』からご紹介する。
ジョー・ハート
グアルディオラの下でプレーしたクラブ:マンチェスター・シティ
マンチェスター・シティで長年守護神を担ってきたイングランド代表GKジョー・ハートは、グアルディオラ監督の就任によってそのキャリアを大きく揺るがされることになった。
ティキ・タカスタイルを求めたグアルディオラ監督は古巣のバルセロナからクラウディオ・ブラボを引き抜き、ハートをリザーブへと降格させた。そしてチャンピオンズリーグ予選のステアウア・ブカレスト戦で起用したあと、一度もピッチに出されることはなかった。
サミル・ナスリ
グアルディオラの下でプレーしたクラブ:マンチェスター・シティ
マルセイユとアーセナルで若くして世界有数の司令塔として知られるようになったフランス人選手。自由奔放なスタイルでマンチェスター・シティ移籍後も活躍したが、グアルディオラ監督就任時はやや衰退傾向にもあった。
結局彼はウェストハム・ユナイテッド戦で15分だけ起用されたあと戦力外の扱いとなり、2016-17シーズンにセビージャへとローン移籍し、翌年の夏に退団している。