J1のアルビレックス新潟は18日、トップチームの監督に樹森大介氏が就任することが決定したと発表した。
樹森氏は1977年7月28日生まれの47歳。現役時代は前橋商業高校から専修大学を経て、2000年に湘南ベルマーレでプロ入り。水戸ホーリーホック、ザスパ草津(当時)、さらには地域リーグのtonan前橋と渡り歩き、2008年に現役を引退した。
その後は指導者の道へ進み、2012年から古巣のJ2水戸に在籍。2021年にS級ライセンスを取得したのち、2023年からはトップチームコーチを務めていた。
以下は新潟の監督就任が決まった樹森氏のコメント。
「アルビレックス新潟ファミリーの皆様、このたび、トップチームの監督に就任させていただくことになりました、樹森大介です。
日頃から影響を受け、また参考にしていたクラブから、高い評価と共に熱いオファーをいただけたことは、心が震えるほどであり、人生最大級のできごとでした。クラブの想いを受け止め理解し、大きな覚悟を持って、新潟で指揮を執らせていただくことを決断いたしました。これまで築き上げた新潟のスタイルを継承し、さらに成長させていきます。
そして、新潟を愛してくださる多くの皆様とともに、選手・スタッフ・クラブが一つとなって勝利を目指して闘います。どうぞよろしくお願いいたします。」
今季、YBCルヴァンカップで準優勝した新潟だが、慰留していた松橋力蔵監督の退任が決定。後任が注目されていたなか、トップチームでの監督経験がない樹森氏が異例の大抜擢となった。