先日、なでしこジャパンこと日本女子代表は、ニルス・ニールセン新監督の就任を発表した。
なでしこ史上初の外国人指揮官となったニールセン氏は53歳のデンマーク人。デンマーク男子のユース代表を経て、2013年~2017年にデンマーク女子代表、2018年~2022年にはスイス女子代表監督を務めた。
2023年にマンチェスター・シティ女子のテクニカルダイレクターに就任したが、今年6月にシティを退団。
デンマークメディアによれば、ニールセン氏は監督業に戻りたいという強い願望を持っていたため、辞任することを選択したという。
シティ女子にはなでしこ選手4人が所属しており、ニールセン氏は2022年にシティに加入した長谷川唯とは面識がある。
実際、ニールセン氏は、シティ女子のテクニカルダイレクター時代に、長谷川についてこう話している。
「唯について言えば、このリーグ(英WSL)で彼女よりも優れたMFはいない」
「彼女はずば抜けた選手。テクニックと試合を読む力で右にでるものはいない。私からすれば、唯はトップクラスの6番(守備的MF)」
長谷川はイングランドでも最高の守備的MFだと絶賛していたのだ。
なでしこでも長谷川は主軸となっており、彼女を熟知していることはチーム作りにおいて大きいはず。
新体制のなでしこジャパンは、来年2月にアメリカで開催されるシービリーブスカップに参戦する。
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