2017年から2023年までPSGでプレーしたブラジル代表ネイマール。
大きな期待を背負って加入したが、多くの怪我に見舞われ、クラブの悲願であるUEFAチャンピオンズリーグ優勝も果たせず。ファンとの関係性も悪化し、後味の悪い退団となった。
そうしたなか、ネイマールは『RMC』で、PSG時代についてこう話したそう。
「自分にとっては不公平だった。なぜなら、俺は常にピッチで全力を尽くしていたからね。
恨んではいないが、ファンから受けた仕打ちには少し悲しみを覚えた。特に自宅に押しかけてきたときは、侮辱したり、殴ったりしてきた。彼らは限度を越えたんだ。
俺は常に彼らをリスペクトしていたが、俺たちの関係はもはやリスペクトできるものではなかった。本当に複雑な状況だった。最終的に受けた仕打ちには悲しみを覚えたが、もう終わったこと。クラブに対する恨みはない。ただ、経営陣や一部のファンに対する恨みが少しあるだけだ。
(PSGは)俺が最も長い時間を過ごしたクラブ、6年だ。とても素晴らしい瞬間も経験したが、悲しい瞬間も経験した。そして、残念なことにファンとの関係は最も悲しい瞬間のひとつだ。とはいえ、スポーツレベルでは、これまでプレーした中で最高のサッカーだった。
忘れてはならないのは、クラブを初のチャンピオンズリーグ決勝に導いたことだ。残念ながら優勝できなかった、それもサッカーの一部。いつも勝てるわけではない。
PSGには決勝に進むという目標があり、それを達成した。クラブは今もその目標を持ち、その探求に全力を注いでいる。
PSGで優勝したかった。チャンピオンズリーグ優勝は、ワールドカップで優勝するようなものだからね」
現在、ネイマールはサウジアラビアのアル・ナスルに所属。来年2月には33歳になるが、2026年W杯への出場に意欲を見せている。
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