今季、ドルトムントからニースにレンタル移籍したユスファ・ムココ。

2022年ワールドカップでドイツ代表の一員として日本代表とも対戦したストライカーだ。

カメルーン出身の彼は2004年生まれの20歳とされているが、年齢詐称の疑いが再浮上している。

『Bild』によれば、ドキュメンタリー番組でムココの父親とされていた人物が衝撃的な発言をしたという。

73歳のジョセフ・ムココは、ユスファが実の息子ではないとしつつ、実際は2000年7月19日生まれの24歳だと明かしたとのこと。

「虚偽の宣誓をすることは犯罪であることを承知の上で誓う。

ユスファは私と妻の実子ではない。また、2004年11月20日にカメルーンのヤウンデで生まれたわけでもない。

ヤウンデで彼に偽の出生証明書を発行してもらった。それを持って大使館に行き、パスポートを発行してもらい、息子としてドイツに連れて行った。

実際は2000年7月19日生まれだ。我々は彼を4歳若くした。今は2004年11月20日生まれになっている」

年齢を4歳詐称していると証言したようだ。

また、偽の両親は、2018年からドルトムントのスポンサー企業に雇われ、そこで収入を得ていたことも暴露。月給2万ユーロ(323万円)ほどを得ていたとか。

もし、年齢詐称だった場合、ムココが樹立したブンデスリーガやドルトムントでの記録の取り扱いが問題になってくる。

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ただ、『Sky』によると、ドルトムントは「実の両親と生年月日は、ドイツ当局が発行した公的身分証明書と出生証明書から得られたものである」として、ムココの年齢詐称を否定しているという。

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