15日に東京の味の素スタジアムで行われる「アミューズ EL CLÁSICO in TOKYO Presented by VITAS」。
情熱の国スペインのレアル・マドリーとバルセロナが激突する伝統の一戦(エル・クラシコ)は、世界で最も有名なダービーマッチとしてサッカーファンを熱狂させてきた。
そんな両クラブの出身選手が出場する今回のレジェンドマッチは、スペインが生んだ天才MFアンドレス・イニエスタ(40)の引退試合としても注目される。
バルセロナの伝説的な選手であり、スペイン代表として2010年ワールドカップを制したイニエスタ。
リオネル・メッシを支えた稀代のゲームメイカーは人格者としても知られ、世界中に“信者”を持つ最も尊敬されたサッカー選手の一人となっている。
14日には前日の記者会見が行われ、登壇したイニエスタは以下のように意気込みを語った。
「私にとって日本は5年間を過ごした故郷です。
そこでは家族と共に素晴らしいサッカー人生を送らせていただきました。そんな日本に戻ってくることができたことを大変嬉しく思いますし、日本でバルサとレアル・マドリーのゲームが出来ることというのは、私のサッカー人生にとっても非常に大きな試合となります。
私がどれだけ幸せを感じているか、皆さんにどれだけ届くのか分かりませんが、スペインから日本に戻ってきて、今回のゲームへの熱い想いを皆さんが感じ取ることができれば大変嬉しく思います」
イニエスタは、キャリア晩年となる2018年から2023年まで5シーズン日本のヴィッセル神戸でプレーしている。
昨シーズン途中にUAEのエミレーツ・クラブへ移籍したが、日本へ戻りこうして引退試合ができることに大きな喜びを感じているようだ。