今週末の14日に等々力陸上競技場に行われる中村憲剛の引退試合。かつて所属した川崎フロンターレの本拠地に、かつての名選手や現役のプレーヤーが集結する。

それを前にしてYoutubeの「中村憲剛引退試合公式チャンネル」では様々な動画が公開されており、12日にはラモス瑠偉+澤穂希とのコラボレーション対談の後編が配信となった。

その中で、かつて日本代表やヴェルディ川崎などで活躍したラモス瑠偉は「指導者としての中村憲剛」に期待したいことについて以下のようにコメントしていた。

「どこかで監督をやってほしいんだけど、焦らずに。時間は結構ありますから。

ただ、今の選手を見ていると『教え込まれている』んですね。憲剛が良さを出して若い選手を育ててほしい。自由を与えながら。そういう監督やコーチになってほしいな。

(憲剛が)一番わかっていると思うけどね。選手や子どもたちに考えさせることが大事じゃないかな。教え込まれているばかりではなくて、意外性がある選手をたくさん育ててほしいな。

日本がワールドカップで優勝するにはそれが足りない。意外性がある選手が少ない。Jリーグに誰がいるの?家長(家長昭博)と乾(乾貴士)、あと宇佐美(宇佐美貴史)。その3人だけ。香川(香川真司)もボランチをやっていて自分を消しているから。日本のために、子どもたちを意外性のある選手に育ててほしい。

あとは、焦らずにすぐ監督をやるのではなくて、段階を踏む。コーチをやりながら、最後はフロンターレの監督になってほしい。7年くらいはかかりますね」

それを聞いた中村憲剛は頷きながら「個人的には、いきなりやるということはない。そもそも経験がないですし、コーチとしてのサイクルを理解しながらやらなければいけない」とコメント。

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「自分で何を選択するかは決めていないですけど、いずれラモスさんが仰ったように選択肢として監督というのは大きなものがある」と、Jリーグのチームを率いることに意欲を見せていた。

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