近年のサッカー界で世界的指揮官としてしのぎを削ってきたジョゼップ・グアルディオラ監督とジョゼ・モウリーニョ監督。

バルセロナとレアル・マドリーを率いた時代は宿敵として直接対峙した。その2人がふたたび舌戦を繰り広げている。

グアルディオラ監督は、自分はマンチェスター・シティで6回プレミアリーグを制したが、モウリーニョは3回だと発言。

一方、モウリーニョ監督は、グアルディオラ監督が率いるシティがリーグの財政規律に違反している疑惑を指摘するなど応戦。

『ESPN』によれば、現在はトルコのフェネルバフチェを指揮するモウリーニョ監督は、ELアスレティック・ビルバオ戦に向けた会見でこう話したそう。

「私がシティの降格を望んでいるというのは事実ではない(笑)

だが、私は正義を好む。小クラブが5~10ユーロ(800円~1600円)の予算超過によって、ファイナンシャルフェアプレー規定で処罰されることは何度もあった。

例えば、私はローマで監督を務めた3年は、厳しい制限のなかで苦しんだ。大きなサメ、財政的なサメのことだが、彼らは常にルールから逃れる方法を見つける。

私はただのサッカーを愛する男だ。プロのサッカー男というよりも、とても情熱的で、サッカーにおける正義が好きなのだ。でも、それ以外に悪感情はない。

ペップ(グアルディオラ)について、一言言わせてくれ。(バルセロナで)我々は3年間一緒に過ごした。私はアシスタントコーチで、彼は選手だった。

私は彼のことが大好きだし、彼もそれを知っている。彼も私のことが好きで、私もそれを知っている。我々の間には何の問題もない。言葉と深い感情は別物だ」

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シティの金満ぶりを揶揄しつつも、グアルディオラとはお互いに認め合っている仲だと説明していたようだ。

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