サッカーの試合に欠かせない存在である審判。
そうしたなか、メキシコ審判委員会は、ロサリオ・カルデナス審判員を解雇したと発表した。
『Marca』などによれば、27歳の同審判は、10月20日のモンテレイ対ティグレスのダービーマッチで第4審判を務めるはずだったが、現場に現れなかったという。
当初は健康上の理由とされていたものの、調査の結果、「審判規則に違反したため、契約を解除を決めた」とのこと。
ただ、同審判には女性関係のスキャンダル疑惑がある。
元審判のフランシスコ・チャコンが「カルデナスは試合前夜に宿泊先のホテルに売春婦を連れ込んだが、女性から薬物を飲まされ暴行を加えられた」という情報をSNSに投稿。その結果、翌日の職務にあたれなかったという疑惑が浮上している。
『Marca』は、「この解雇は、ロサリオ・カルデナスにとって将来有望と思われたキャリアの終焉を意味する」と伝えた。
『FOX』も「クラシコに現れなかった審判解雇。有望なキャリアはピッチ外の問題で終わってしまった。試合のために滞在していたホテルに女性を連れ込んだことに関係しているという非公式の説が浮上」、『Infobae』でも「ホテルでの暴行と薬物投与の疑いによって解雇された審判」と伝えている。
ただ、疑惑が事実であれば、刑事事件になりそうな気もするが…。