清水エスパルスに所属する元日本代表MF乾貴士(36)が自身のInstagramを更新し、J1初昇格を果たしたファジアーノ岡山を祝福した。
岡山は7日に行われたJ1昇格プレーオフの決勝で、ベガルタ仙台に2-0で勝利。クラブ創設以来初めてとなるJ1昇格を決めた。
今シーズンのJ2は優勝した清水、2位の横浜FCがすでにJ1昇格を決めており、岡山が最後の昇格クラブとなった。
2018年ワールドカップで大活躍した乾は、滋賀県の出身で、過去に岡山に所属した経験はない。
ただ2021年6月、乾はトラブルを理由に古巣・セレッソ大阪を電撃的に退団。その際、親交のある木山隆之監督に誘われ、岡山で練習参加したことがある。
あくまでコンディション調整が目的の練習参加だったが、周囲からバッシングを受け、行き場を失っていた乾にとってはかけがえのない時間となった。
乾は当時、「チームの皆さんが歓迎してくれたというか、OKしてくれて、すごく感謝しかないので、ちょっとでも練習から何か恩返しできればいいなと思っています」と語っていた。
そんなお世話になった指揮官が率いる岡山の歴史的な初昇格。
乾は、昨季まで清水でプレーしたMF竹内涼、MF神谷優太(ともに岡山)との3ショットを掲載し、「マジすごい!!おめでとう 岡山の皆さんもおめでとうございます 俺も嬉しいです!!さいこー」と喜びを爆発させていた。