今夏からフランス1部マルセイユへ電撃移籍したU-23フランス代表FWエリー・ワイは、リーグ戦11試合2得点1アシストと思い描いた活躍を披露できていない。

今夏に推定移籍金2500万ユーロでフランス1部ランスから完全移籍したものの、2022-23シーズンに同1部モンペリエで見せたリーグ戦33試合19ゴールの活躍からかけ離れた結果にファンも怒り心頭だ。

そんな新天地で苦しむワイに、元同僚が助け舟を出した。

モンペリエでともにプレーしたFWヴァレール・ジェルマン(Aリーグ・メン、マッカーサー)がフランスメディア『フットメルカート』の取材に応じ、ワイへの期待を熱く語った。

ジェルマンはマルセイユでプレーし、モンペリエではワイと同僚だった。ジェルマンもまたマルセイユで精彩を欠いた時期があり、フランスのビッグクラブでプレーする難しさをよく知っている。だからこそワイの辛さを痛いほど理解している。

同メディアによれば、オーストラリアでプレーするストライカーは、ワイを信じていると力説した。

ジェルマンは「ファンからの批判にどう対処するか。いまは簡単な時期ではないが、サッカー界では幸運なことに1週間に1試合とすべてが非常に早く進む。自分の仕事に心血を注ぎ、何よりもまずチームのことを考えなければならない。それがすべてだ。私はモンペリエでのエリーを知っているし、彼には多くのクオリティがある。重要な試合でゴールを決めれば、彼がトッププレーヤーだと世間に示せる。いまはストライカーにとって複雑な時代だ。物事は好転するよ」と才気あふれるワイにエールを送った。

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今季はファンの期待を裏切り続けてきたワイだが、その秘めたポテンシャルはワールドクラスだ。8日に開催されるサンテティエンヌ戦で結果を出してワイの完全復活を披露したい。

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