2024年も残り少なくなってきた。

そうしたなか、英紙『Guardian』は、2024年の世界最高女子選手トップ100の71位までを発表。なでしこジャパンでプレーする日本人女子選手3人が入った。

98位 宮澤ひなた(25歳、マンチェスター・ユナイテッド)

「宮澤は2023年にブレイクした後、怪我に悩まされる1年になり100位近くにまで落ちた。2023年9月にマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、昨年末に初ゴール。しかし、終盤に怪我から復帰してからは、再び出場機会を得るために戦わなければならなかった。ピッチに立てばその実力の片鱗は十二分に発揮され、日本代表として五輪でも活躍。今後レギュラーとして出場機会が増えれば、どれほどの活躍が見られるか楽しみだ」

85位 谷川萌々子(19歳、バイエルン)

「日本のスーパースターは、2024年にブレイクしたスターのひとり。バイエルン・ミュンヘンに入団したティーンエイジャーは、すぐにスウェーデンのローゼンゴードにレンタルされた。リーグ優勝を成し遂げるなど国内を席巻した同チームのなかで谷川は、18試合に出場して14ゴールという驚異的な数字を残している(最終的には20試合で16得点で得点王)。技術レベルは素晴らしく、スマートなボールテクニックとゴールへの鋭い嗅覚を持っている。谷川のバイエルンへの復帰は、見るのが興味深いものになるだろう。パリ五輪のブラジル戦で劇的な決勝点を挙げ、トップレベルでプレーできることを証明した」

81位 熊谷紗希(34歳、ローマ)

「熊谷は、9年以上このリストに名を連ねる数少ない選手のひとりだ。その一貫性と質の高さ、そして長年活躍を続ける姿は非常に印象的。2023年にバイエルンから移籍すると、イタリアでの新しい生活でも成長を続け、ローマのタイトル獲得に貢献した。中盤でもセンターバックでも、経験、球際の強さ、ゲームを読む力は常にトップクラスだ」

熊谷はもはや世界のレジェンドともいえそうだ。一方、19歳の谷川はMFながらスウェーデンリーグの得点王になり、市場価値もリーグ1位になった。ドイツに戻る来年にはさらなる活躍を期待したい。

長谷川唯が最強!「日本最強女子11人」の能力

今後、70位以上の選手たちが発表されるが、長谷川唯も当然名を連ねているはずだ。

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