イギリス・ヨークシャー州の現地紙『ヨークシャーポスト』は28日、イングランド2部リーズで活躍する日本代表MF田中碧をダニエル・ファルケ監督が絶賛したと報じた。
27日に開催された日本代表DF橋岡大樹が所属するルートンタウンとの一戦に臨んだ田中はフル出場を果たし、チームを3-0の勝利に導いた。
今季からドイツ2部デュッセルドルフから完全移籍で加入した背番号22は、先月1日に開催されたノリッジ戦で今季初先発を果たすと指揮官の信頼を勝ち取り、チームの中盤の核として活躍している。
現地紙からもお買い得選手と称賛されるほどの活躍を見せる田中をファルケ監督は「正直に言うと、彼は技術的にとても優れている」と手放しに称賛した。
ここまで活躍を続ける田中を指揮官は『タイガー田中』と呼んでおり、世界的スパイ映画ジェームズ・ボンドシリーズの傑作『007は二度死ぬ』の悪役から名づけられたという。
ファルケ監督は「タイガー田中はなんでもできる。言うまでもないが、それについて話す必要はない。彼はいまのところ信じられないような選手で、ボールを持っていても持っていなくても彼のクオリティは傑出している」と中盤の核を絶賛した。
リーズは現在イングランド2部リーグで首位に付けており、3季ぶりのプレミアリーグ復帰に向けて快走している。猛虎のように活躍する田中の活躍から目が離せない。