マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)は28日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第5節でボデ/グリムト(ノルウェー1部)と対戦。マンチェスター・Uは、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンの2得点などにより3-2で勝利し、ルーベン・アモリン新監督下で公式戦初勝利を飾った。
ホイルンは試合後、イギリス『TNT Sports』に対して「いい試合でもあったし、良くない試合でもあった。序盤は少し苦戦したが、逆転して僕たちのキャラクターを示した。あまりにもエキサイティングな試合は避けるべきだけど、何よりも3ポイントを取れたことが重要だ」と安堵(あんど)した。
背番号9はアモリン監督の戦術について「間違いなく彼のプレースタイルに慣れるまでに時間がかかるはずだ」と苦戦を吐露。それでも「僕たちはすでにいくつかのパターンを披露できている。いまは(戦術を)構築するための時間だ。僕にとって、このシステムはアタランタ時代に3-4-3でプレーしていた経験を思い出させる。だから僕にはぴったりだ」と自信をのぞかせた。
「アモリン監督は僕に対して、自分よりも後ろにいる選手たちのことを考えすぎず、『ゴール前でもっとアグレッシブな動きをするように』と言ってくれた。それが最初のゴールにつながったと思うし、このゴールに満足している」
今季リーグ戦では第12節終了時点で1得点にとどまっているホイルン。戦術家・アモリン監督の下で飛躍し、ゴールを量産することが期待される。