ブラジルのシアノルテFCは21日(日本時間22日朝)、日本人FW森重陽介(20)と契約を結んだことを発表した。

森重は2004年4月5日生まれの20歳。東京ヴェルディジュニアユースから日大藤沢高校へ進学すると、198cmの超大型ストライカーとしてブレイク。3年時に出場した高校サッカー選手権では、チームがベスト16に終わりながら福田師王(現ボルシアMG)らとともに大会得点王に輝いた。

卒業後には清水エスパルスへ加入したが、1年目の出場はわずか1試合(公式戦4試合)に。

2シーズン目の途中には「社会規範、チーム規律に抵触する事実」があったとして謹慎処分を受け、今年10月2日付で双方合意により選手契約を合意解約することが発表されていた。

シアノルテFC(ブラジルでの発音はシアノルチ)は2002年に創設されたパラナ州のクラブ。これまで特に実績はなく、2024シーズンは州選手権で1部リーグ、全国選手権で4部リーグとなっている。

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シアノルテのInstagramによれば、森重はクラブに属する韓国人スカウトの分析によって契約されたとのこと。同クラブ初のアジア人選手になるという。

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