日本代表は19日に中国とのW杯アジア最終予選を戦う。

中国は初戦で日本に0-7で敗れており、そのリベンジを狙っているが、多くの怪我人に悩まされている。

ブラジルからの帰化選手2人やウー・レイも負傷離脱。さらに、1-0で勝利した14日のバーレーン戦でもDFリー・レイが負傷交代を余儀なくされ、日本戦に出場できなくなった。さらに、バーレーン戦で決勝ゴールを決めたFWチャン・ユーニンも怪我のために日本戦の出場が危ぶまれている。

中国の『163』によれば、ブランコ・イヴァンコヴィッチ監督は、リー・レイに代わる人材としてベテラン勢ではなく若手を追加招集して、日本戦に向けた意思を示したという。

代替招集されたのは、上海海港に所属するワン・チェンアオ。25歳の彼は両サイドバックでプレーできるが、今季はハムストリングの故障のために6月以降は長期離脱となっていた。

そのため、中国メディア関係者は彼の招集に疑問を呈し、国内リーグで好調だったベテラン勢を呼び戻すべきという声があったそう。

それでも、イヴァンコヴィッチ監督がベテランを呼ばなかった理由として2つの可能性が指摘されている。まずは、指揮官が不本意ながらもベテラン選手たちを見切ったこと。中国代表はマルチェロ・リッピ監督時代から顔ぶれがあまり変わっておらず、世代交代が必要になっているとのこと。2つ目は、日本のような強豪と対戦することで若手にその経験を積ませたいという考えだとか。

そのうえで、同紙は「中国が日本から勝点を奪いたいなら、それは不可能なことではない。まず第一に、守備をしっかり固めること。タフな守備をして、フィジカルな戦いを敢行しなければいけない。次に血みどろでプレーしなければならない。日本代表のほとんどはヨーロッパのクラブでプレーしているが、彼らにも悩みがある。彼らにヤワで優しいサッカーをしても、(試合を)支配され続けるだけだ」とも伝えている。

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中国は2連勝で自信を高めているが、日本戦では相手が嫌がる激しい戦いが必要と考えているようだ。

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