インドネシアメディア『KOMPAS.com』は7日、インドネシア代表シン・テヨン監督がエースストライカー不在であっても日本代表の組織力を警戒していると報じた。

同日の記者会見で韓国人指揮官は「準備は順調だ。多くの選手が所属チームでの試合を終えている。(インドネシア到着が)少し遅れているが、我々は27、8人の選手を招集する予定だ」と報道陣に説明。

インドネシア国外でプレーする招集予定の選手は全16人いるが、現在合流できた国外選手はGKマールテン・パエス(MLS・FCダラス)のみとなっている。そのため準備の遅れが懸念されていたが、指揮官は日本代表戦、サウジアラビア代表戦への準備は順調であると強調し、不安を一蹴した。

ただ15日に対戦する日本代表はFW上田綺世(オランダ1部フェイエノールト)を欠いてインドネシアに乗り込んでくる。

上田は2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で2得点を挙げるエースストライカーだが、先月30日に開催されたアヤックスとのリーグ戦で負傷。今月4日に復帰は年明け以降になるとクラブが発表した。

インドネシア代表にとって日本の点取り屋不在は朗報だが、韓国人指揮官は気を緩めていない。

「彼はストライカーで、中心選手であるから(上田の不在は)我々にとって利点になる可能性はあるが、日本の組織は非常に優れている。そして、我々は少しでも不注意は許されない。どの選手がメンバーにいるかは関係ない。我々は日本との試合に向けて十分な準備をしなければならない」とかぶとの緒を締めた。

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日本代表はインドネシア代表と15日午後9時(日本時間)にインドネシアのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで対戦する。

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