今月のアジア最終予選でインドネシア代表、中国代表といずれもアウェイの地で対戦する日本代表。

中国とはすでにホームで戦っている(7-0で勝利)が、インドネシアとは今予選で最初の顔合わせに。7日に行われたメンバー発表の会見でも同国に関する質問が多く出た。

過去オランダの植民地だったインドネシアは、近年同国にルーツを持つオランダ生まれの選手を多く代表へ招き入れてきた。

昨年2月、インドネシアサッカー協会会長に就任したエリック・トヒル氏は「我々には代表候補が(欧米に)154人もいる」と発言し、サッカーファンを驚かせている。

森保一監督も、「インドネシア代表で先発としてピッチ上に立っているほとんどの選手はヨーロッパで活躍する帰化選手。これまでのインドネシアとは全く違う強いチームになっている」と警戒感を露わにした。

記者からはそのインドネシアの帰化した人数や選手の情報についてどこまで把握しているのかとの質問が飛んだ。

すると山本昌邦ダイレクターは「私が正解を申し上げられる状況ではありませんが、我々の分析担当のスタッフも充実しておりますのですべて把握しております」と回答。

そこへ森保監督が付け加えるように「私も細かくは申し上げませんが、申請中も含めて全てチェックしています」と話し、「人数が変わることも考えておかなければいけないと思っています」と申請が認められるか否かで変動があることを示唆していた。

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