インドネシアサッカー協会は2日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選日本代表戦とサウジアラビア代表戦に臨むインドネシア代表の27人の招集リストを発表した。

先月12日に同協会のエリック・トヒル会長が自身のX(旧Twitter)に元U-21オランダ代表DFケヴィン・ダイクス(デンマーク1部コペンハーゲン)との握手を交わした写真とともに、「インドネシア系の FC コペンハーゲンの選手たちとランチ、握手を忘れずに。インドネシア代表チームへようこそ」と投稿していた。

ダイクスはオランダ1部フィテッセ、イタリア1部フィオレンティーナ、オランダ1部フェイエノールト、イタリア1部エンポリなどに所属した実力者であり、身長186センチと上背を活かした空中戦の強さと推進力のあるスプリントが武器。守備的ポジションはすべてこなせる器用さを持ち、コペンハーゲンでは主にセンターバック、左サイドバックでプレーしている。

最終予選の秘密兵器として期待されていたダイクスは、帰化プロセスが速やかに進めば日本代表戦までに招集できる可能性があると複数のインドネシア国内メディアが報じていたが、どうやら間に合わなかったようだ。

ただ欧州組は12選手がリストに名を連ねており、オーストラリア代表、サウジアラビア代表と引き分けた堅守で強敵日本に立ち向かう。

招集された27選手は以下の通り。

GK
ナデオ・アルガウィナタ(ボルネオFC)
マールテン・パエス(FCダラス/アメリカ)
ムハマド・リヤンディ(ペルシス・ソロ)
DF
ジェイ・イツェス(ヴェネツィア/イタリア)
ジョルディ・アマト(ダルル・タクジム/マレーシア)
ミーズ・ヒルハース(トゥウェンテ/オランダ)
リスキ・リド(プルシジャ・ジャカルタ)
ムハンマド・フェラーリ(プルシジャ・ジャカルタ)
ジャスティン・ハブナー(ウォルヴァーハンプトンU-21/イングランド)
カルフィン・フェルドンク(NEC/オランダ)
プラタマ・アルハン(水原FC/韓国)
シェイン・パティナマ(オイペン/ベルギー)
サンディ・ウォルシュ(メヘレン/ベルギー)
ヤンス・サユリ(マルト・ユナイテッド)
ヤコブ・サユリ(マルト・ユナイテッド)
MF
トム・ハイェ(アルメレ・シティ/オランダ)
ネイサン・ジョー・アオン(スウォンジー/ウェールズ、イングランド2部)
イーヴァル・イェンネル(ユトレヒト/オランダ)
リッキー・カンブアヤ(デワ・ユナイテッド)
FW
ラグナル・オラトマンゴン(デンデル/ベルギー)
マルセリーノ・フェルディナン(オクスフォード・ユナイテッド/イングランド)
ウィタン・スレイマン(プルシジャ・ジャカルタ)
エギ・マウラナ(デワ・ユナイテッド)
ラファエル・ストライク(ブリスベン・ロア/オーストラリア)
ホッキー・カラカ(PSSスレマン)
エリアノ・ラインデルス(ズウォレ/オランダ)
ラマダーン・サナンタ(ペルシス・ソロ)

こんなに…帰化した国の代表でレジェンドになったスター10名

日本代表vsインドネシア代表戦は日本時間15日午後9時にインドネシアのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで開催される。

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