今年9月、10年ぶりに浦和レッズへ復帰した元日本代表MF原口元気。
成績不振による監督交代が発表された直後だっただけに期待は大きかったものの、ここまではなかなか“違い”を見せることができず。チームも4連敗を喫するなど元気がない。
長くプレーしたドイツとは違う、Jリーグのサッカーへのアジャストに苦労していると本人は語っていたが、徐々に慣れつつもあるようだ。
30日に行われたJ1第35節の横浜F・マリノス戦では63分から出場すると、トップ下、さらには左サイドでプレー。これまで中盤の守備的なポジションでの起用が多かったなか、「本来の原口元気らしさ」を取り戻すような仕掛けを披露した。
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惜しくもオフサイド
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試合終了間際にネットを揺らした #チアゴサンタナ
ラストパスの二田理央がわずかに出ていた
🏆明治安田J1リーグ第35節
🆚横浜FM×浦和
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 30, 2024
0-0で迎えた88分、中島翔哉のパスを左サイドのライン際で受けると、ドリブルで突っかけながらファーサイドへ絶妙のクロス。二田理央が折り返したボールをチアゴ・サンタナがゴールに流し込んだ。
ただ残念ながらこれはオフサイドで「幻のゴール」に。試合もスコアレスドローに終わってしまったが、攻撃的なポジションを楽しんでいるように見えた原口。
来年夏のクラブワールドカップに向けてチームが再構築を進めている中で、33歳のベテランがピッチ内外でどのような影響力を発揮していくか注目される。