日本代表は11月19日に敵地で中国とのW杯アジア最終予選を戦う。
『北京青年報』は、この試合の主審を務めるのは、シンガポール人のムハンマド・タキー氏になると伝えている。
38歳の同氏は、何度も日本代表戦を担当しているほか、中国国内リーグに招待されたこともある。
また、つい先日の10月23日には上海申花対川崎フロンターレのAFCチャンピオンズエリートを担当。
上海で行われた一戦では、開始5分で川崎のマルシーニョに一発退場を宣告している。
タキー氏が担当した日本代表関連試合はこちら。
2023年11月 日本 5-0 ミャンマー(W杯予選)
2023年3月 日本 1-2 コロンビア(親善試合)
2020年1月 U-23日本 1-1 カタール(AFC U-23選手権)
2018年9月 日本 3-0 コスタリカ(親善試合)
2017年12月 日本 2-1 中国(E-1)
2017年12月 日本 1-0 北朝鮮(E-1)
2016年11月 日本 2-1 サウジアラビア(W杯予選)
2020年にタイで行われたAFC U-23選手権で日本は1分2敗の最下位でグループステージ最下位で敗退。
タキー主審が担当したカタール戦では、田中碧が前半終了間際にVARを経て一発退場を宣告されている。
田中はフル代表とクラブレベルでは一度も退場になったことがないだけによく覚えているはず。
中国の『QQ』は、「アジアにおける日本代表の強さは誰の目にも明らかだが、ホームの中国は依然として好ゲームをすることを諦めていない」、「タキー氏が中国スーパーリーグのいくつかの重要な試合の審判を務めるよう招聘された意義は、ジャッジの公平性と正義を確保することだけではなく、彼のジャッジを通じて、関係クラブの中国代表選手たちがFIFAとAFCの最新の罰則や基準にさらに慣れ、最終予選の代表戦で不利にならないようにするためでもある。中国サッカー協会は善意に基づいている」と伝えている。
ただ、通常、担当審判は試合直前まで伏せられることが多いため、続報を待ちたい。