リヴァプールで2年目を迎えた日本代表MF遠藤航だが、厳しい状況に置かれている。
アルネ・スロット新監督のもとで序列が降下し、今季は出場わずか5試合で計86分しかプレーしていない。
ただ、かつてリヴァプールで通算283試合に出場した元ドイツ代表MFディートマー・ハマンは、遠藤が重要な存在になりえると考えているようだ。『talkSPORT』で、リヴァプールの守備的MF陣についてこう述べていた。
「アレクシス・マカリステルはそういう選手ではないし、カーティス・ジョーンズも違う。彼は何点かゴールを決めているし、本領を発揮しつつあるからね。
ライアン・フラーフェンベルフは関与するのを好む選手で、スルーパスも出せる。だが、シーズンを通じて、チームバランスをもたらすために、守備的安定性をチームにもたらすためには守備的な選手が必要だろう。
今は機能しているが、リヴァプールはこの数週間あまりいいプレーをしていない。今後4~5試合でチームについてより分かるようになるはずだ。
ただ、監督は結果が出るならいいと思っているし、彼は変化を加えることに消極的だろう。機能しているなら変える必要はないからね。
とはいえ、今後数週間、数か月で怪我人や出場停止があった場合、遠藤がクリスマスまでの試合でより重要な役割を果たすことになったとしても驚きはない」
冬の移籍市場で守備的MFを補強することもできるが、その前に遠藤が重要な存在になるかもしれないと感じているようだ。
リヴァプールは現時点で年内に14試合を戦う予定となっている。