26日に行われたレアル・マドリー対バルセロナのエル・クラシコ。ホームのレアルが0-4の惨敗を喫する驚きの結果となった。
そうしたなか、レアルは27日にこのような声明を発表した。
「レアル・マドリーは、サッカーやスポーツにおける人種差別、外国人嫌悪、暴力を暗示するあらゆる行為を強く非難する。昨夜スタジアムの一部で数人のファンが発した侮辱を深く遺憾に思う。レアル・マドリーは、これらの遺憾かつ卑劣な侮辱の加害者を突き止め、特定し、適切な懲戒および司法措置を講じることができるように調査を開始した」
サンティアゴ・ベルナベウで一部のレアルファンに差別的言動があったため、加害者を特定し、制裁処分を科すとのこと。
『Marca』によれば、バルサFWラミン・ヤマルに対して、「クソ黒人!」などと罵声を浴びせるレアルファンがいたという。
これを受けてレアルのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは「昨日、ベルナベウで人種差別的な侮辱が起こったことは残念だ。僕らの社会にこのような犯罪者の居場所はない。ラミン、アンス・ファティ、ラフィーニャ(3人ともバルサ選手)を全力でサポートする。マドリーと警察が犯人を特定し、処罰するために行動を起こすことを僕は知っている!」とのメッセージをSNSに綴っている。