27日に行われたセリエA第9節のインテル対ユヴェントス戦。ナショナルダービーでもあるライバル対決は、4-4という壮絶な打ち合いとなった。
インテルが前半15分に先制するもユーヴェが前半26分までに2点を奪って逆転。その後、インテルが3点を奪取して試合をひっくり返す。だが、ユーヴェが2点差を追いつき、両チーム8点を奪い合う熱闘は引き分けとなった。
Optaによれば、インテル対ユーヴェ戦で8得点以上が記録されるのは史上3度目だそう。また、MisterChipによると、両チームが4点を奪い合ったダービーは史上初だとか。
インテルのシモーネ・インザーギ監督は、『Sky』の試合後インタビューでこう述べていた。
「とても腹が立つ。失望している。4失点したのは分析すべきだ。被枠内シュート4本で4失点はあってはならない。今日、相手は7~8失点すべきだったし、我々は5-2にするべきだった。悔しい、試合終了時には悲しい表情がたくさんあった。
やってはいけない失点をしている。4-2の時点で5点目を決めるべきだった。失望と怒りがあるのは当然だが、ポジティブな面も強調しなければいけない。これまで1失点だった相手に9回も決定機を作ったのだ」
ESPNによれば、ユーヴェの枠内シュートは5本、インテルは9本だったとか。
インテルは今季のセリエA9試合で13失点を喫している。一方、ユーヴェはこれまではたったの1失点だったが、これにより計5失点となった。