今季、シュトゥットガルトでデビューを果たしたDFチェイス・アンリ。日本人の母とアメリカ人の父を持つ20歳の大型センターバックだ。
26日に行われる町野修斗所属のホルシュタイン・キール戦を前にクラブ公式のインタビューで様々な話題について語った。
「(2022年夏に郡山の尚志高校からシュトゥットガルトに移籍した際には大規模な会見が行われた。日本へのメディアの関心は大きく、シュトゥットガルトの経営陣もビデオで参加したが、どうだった?)
あの記者会見には大勢の人がいました。日本ではこういうことが実際よりも大きく取り上げられることがあります。本当に驚きました。
(2年前に誰かが2024年にUEFAチャンピオンズリーグに出場するだろうと言ったら、どう答えた?)
信じられなかったでしょう。言い換えれば、こんなに早く実現するとは信じられなかったし、自分でも驚いています。夢というよりも目標でした。
(今年の8月24日、フライブルク戦でブンデスリーガデビューを果たした際の感想は?)
試合に関われるとは思ってもいませんでした。でも出場した瞬間はそれほど緊張しませんでした。それよりもピッチに立つことに興奮しました。高校時代にブンデスリーガをチェックしていましたし、その瞬間を本当に楽しみにしていました。
(その後、誰と話した?)
その後すぐに両親に電話しました。いつも最初に話すのは両親です。もちろん、メッセージはいくつか受け取りましたが、最初に連絡すべきは両親ですね。そもそもこの瞬間を可能にしてくれたのは両親ですから。
(さらにサンティアゴ・ベルナベウで行われたCLレアル・マドリー戦にも出場したけれど、その時の気分は?)
ベルナベウでのレアル戦がCL初出場になったのは、本当に特別なことでした。普通の試合ではなく、一生に一度しか経験できない試合でした。普段はゲームでしか知らない選手たちと本当に対戦したかったんです。出場できてとても嬉しかったですね。
(レアル戦後にユニフォームを交換した?)
まさかありえないですよ。初めてのチャンピオンズリーグのユニフォームを譲るなんてありえないです!(笑)」
CLレアル戦では相手選手とのユニフォーム交換ではなく、記念のために手元に保存しておくことを選択していたようだ。
そして、キール戦については、「日本代表経験もある町野選手を含めキールはいいチームです。楽しみにしています」と話していた。