24日に最新のFIFAランキングが発表された。中国男子代表は1つ順位を下げて、92位となっている。
そうしたなか、中国の『sport sina』は、「中国サッカー協会、W杯予選で日本に0-7で敗れたことを深く反省」と伝えていた。
「今年6月、韓国ソウルで開催された2026年W杯アジア予選で、中国は韓国に0-1で敗れた。
それから約3か月後の9月5日、中国は埼玉で開催された最終予選予選で日本に0-7で敗れた。この大敗はファンや観客の間で代表のパフォーマンスに関する議論を引き起こした。
10月24日、FIFAは男子代表の最新の世界ランキングを発表した。中国は前月より1つ順位を下げて92位となり、8年ぶりの最低を更新し続けている。
中国は今月に行われたW杯予選2試合では、オーストラリアに1-3で敗れ、インドネシアに2-1で勝利した。
中国体育新聞によると、10月24日に中国サッカー協会は国家体育総局副部長らによる第7回研究講演会を開催した。テーマは『W杯予選における日本と中国の戦いを振り返って』。
講演では、9月の日本戦と6月の韓国戦を比較し、競技目標や戦術面での日本戦の戦いの欠点を深く分析。
中国代表の歴史の中で繰り返される敗北や、中国代表の問題が5つの側面で長い間存在してきたことを深く指摘している。サッカー協会の指導的役割、監督の指導的役割、選手たちの主体的役割、国家管理部門の機能的役割、そして各部門の連携的な役割について。
中国サッカー協会は既存の問題に対応して、直ちに行動と改革を講じることを主張し、サッカー協会の指導的役割の強化、トップの指導的役割の効果的な統合を促進するという側面から9つの具体的な措置を検討および提案した。
監督と選手の主な役割を統合し、逸脱を包括的に修正するために代表チームの構成をクラブチームに広げ、新しい代表のマネージメントとサービスメカニズムの構築を効果的に推進する。
講演では、すべてのサッカー関係者がこの日本戦を鑑として受け止め、自信を強め、懸命に働き、党中央委員会と国務院のサッカー事業に関する戦略的展開を効果的に実施し、サッカー分野でよりよい仕事をすべきであるとも提案された」
近年、中国サッカーは低迷しており、W杯アジア最終予選初戦でも日本代表に0-7で惨敗。中国サッカー協会は、その日本戦を糧にする必要があると考えているようだ。実際、中国は元日本代表DFの上村健一監督をU-17代表監の指揮官に迎え入れるなどしてユース年代からの強化を進めようとしている。
日本代表はその中国と11月19日に再戦する。