イギリスの公共放送『BBC』は25日、元モロッコ代表MFアブデル・バラダが急逝したと報じた。35歳だった。
同メディアによると、死因の詳細は特定されていないが、モロッコの複数地元メディアが心臓発作により亡くなったと報道しているという。
フランス西部のプロヴァンスで生を受けたバラダは、2011年にアフリカU-23選手権に出場するU-23モロッコ代表に招集されて準優勝に貢献。その後も東京五輪に出場し、A代表では通算26試合4得点を記録した。
王立モロッコサッカー連盟は「元モロッコ代表の故アブデル・バラダ選手の家族、彼のすべての親族、そして国民サッカーファミリーに心から哀悼の意を表します」とXのオフィシャルアカウントに投じた。
「人生で一、二を争うくらい辛かった…」ソサイチ選手を襲った溶連菌感染症の恐怖
またバラダが所属していたマルセイユも「クラブは彼の家族に心からお悔やみを申し上げ、彼の愛する人たちの悲しみを共有したいと思います」と同じくXにて哀悼の意を表した。