サウジアラビアサッカー連盟は24日、同国代表を率いていたイタリア人指揮官ロベルト・マンチーニ監督との契約を解除したと発表した。

昨年8月にイタリア代表監督を辞任して、サウジアラビア代表監督に電撃就任したマンチーニ監督。指揮官の年俸としては世界最高となる推定40億円の契約を結んだと世界中のメディアから報じられていた。

だがその年俸に見合った成績は収められなかった。今年1月から2月にかけてカタールで開催されたAFCアジアカップでは予選グループを首位で突破するも、ノックアウトステージ初戦で韓国代表にPK戦の末に敗退して1996年大会以来の優勝に届かなかった。

そして現在開催されている2026年ワールドカップのアジア最終予選では1勝2分1敗の3位に位置しているが、直近2試合は日本代表に0-2で敗れ、格下と目されるバーレーン代表にスコアレスドローと苦戦していた。

マンチーニ監督の後任候補には、元レアル・マドリー監督のジネディーヌ・ジダン氏、元ブラジル代表監督チッチ氏、元韓国代表指揮官のユルゲン・クリンスマン氏、前サウジアラビア代表指揮官のエルヴェ・ルナール氏と複数人の名前が挙がっている。

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中には、Jリーグのジュビロ磐田や大分トリニータを指導したブラジル人指揮官ペリクレス・シャムスカ氏の名前を報じている地元メディアもある。

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