セレッソ大阪は19日に行われたJ1リーグ第34節で、ジュビロ磐田に1-2で敗れた。
5分、71分に磐田FWジャーメイン良にゴールを許したC大阪。しかし88分にブラジル人FWレオ・セアラの得点で1点差とすると、後半アディショナルタイムにはPKを獲得した。
キッカーを務めたのはレオ・セアラ。今季のJ1得点ランク首位に立つエースは22点目を狙ってゴール左下に蹴り込んだが、磐田GK川島永嗣が完璧な反応でこれを防いでみせた。
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その直後に試合終了のホイッスル。C大阪は同点のチャンスを逃し、また残留争いを繰り広げる磐田は貴重な勝点3を手にした。
“魂”のセーブでPKを止めた川島は、「(飛ぶ方向を)決めていたという訳ではないですが、自分が信じた方向に行ってみようという気持ちではありました」と振り返り、「あれで点を決められるか決められないかでは、もう自分たちの人生が懸かったような瞬間だったので。とにかく止めることができて良かったなと思いましたし、早く終わってくれと思いました(笑)」と笑った。
PKを止められたレオ・セアラは試合後、「PKも準備してきたのですが、練習した成果を見せることができなかった。それは本当に悔しいです。ただ、蹴る選手しか失敗はできないので。自分がPKを蹴ることはチームでも決まっているので、これからも自信を持って蹴りたいです」とコメント。
一方PKを獲得したMF田中駿汰は、「もちろん責めることはできないです。PKは決める時もあれば外す時もある。それがたまたま今日だったと。レオのゴールで今までも助けられた試合は何試合もありますし、これからもレオのゴールで救ってくれることはあると思います。レオへの信頼は、誰一人揺らがないです」とエースを擁護した。
また、レオ・セアラは自身のInstagramのストーリーに謝罪文を投稿した。
「今日の試合で残念な結果になってしまい御不快な思いをおかけしまして、深くお詫び申し上げます。不徳のいたすところ、再発防止に努めてまいります。雨の中応援にきてくださったファンの皆さま心から感謝いたします。今後とも宜しくお願い致します」(原文ママ)
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PKを決められなかったことについて日本語で謝罪していたが、ファン・サポーターたちからは「不祥事を起こした会社社長の謝罪文かと思った」などと反応されていた。
※選手コメントはJリーグ公式およびC大阪、磐田公式より抜粋