サッカー界には時おり、本名とは別の愛称でファンやメディアから親しまれる選手が現れる。
今回はそのような二つ名を持つサッカー選手の中から、イタリアのセリエAで活躍した5人のレジェンドを紹介していく。
パヴェル・ネドヴェド
セリエAユヴェントスで全盛期を過ごし、無尽蔵のスタミナで中盤を支配したMFパヴェル・ネドヴェド。
「チェコの大砲」と呼ばれる強烈なシュートを放った同選手は、2003年にバロンドールを獲得すると、EURO2004ではチェコ代表のベスト4進出に貢献した。
2015年から2022年までユヴェントスの副会長を務めていたが、経営陣の虚偽会計問題より辞職した。
アンドリュー・シェフチェンコ
ウクライナ史上最高の選手とも評されるFWアンドリュー・シェフチェンコ。
セリエAのACミランで活躍したストライカーは、持ち前のスピードを武器にゴールを量産する姿から「ウクライナの矢」と呼ばれ、2004年にはバロンドールを獲得した。
キャリア通算390得点を挙げ、2012年に現役を引退。現在は同国サッカー連盟の会長を務めるほか、ウクライナ復興のための「アンバサダー」としても活躍している。