元日本代表の岡野雅行(52)が、城彰二(49)のYouTube『JOチャンネル』の生配信に出演。現役時代の面白エピソードなどを語った。

“野人”の愛称で知られ、日本代表を1998年ワールドカップ初出場に導くゴールを決めた岡野。現在はJ3・ガイナーレ鳥取の代表取締役GMを務めている。

岡野は現役時代、浦和レッズで長くプレーしているが、ある監督の時代に「外車に乗ってる選手はみんな試合に出られなかった」と証言した。

ある監督とは、ホルガ―・オジェック氏。かつて西ドイツ代表のアシスタントコーチを務め、1990年ワールドカップ制覇に貢献したドイツ人指揮官だ。

オジェック氏は1995~96年、2007~2008年に二度浦和の指揮官を務めているが、岡野によれば(第一次政権時に)「お前ら生意気だ。弱いくせになんで外車に乗ってるんだ」と言われたという。

1993年開幕後にバブルを迎えたJリーグ。選手たちは派手な生活を送り、外車を乗り回すスター選手も多かった。

しかしオジェック氏が就任した際の浦和は2年連続最下位。当時はJリーグ最弱といわれるありさまで、指揮官は選手たちを引き締めるために“外車禁止令”を発令したようだ。

結果としてこの発令は功を奏し、オジェック氏が指揮をとった1995年1stステージは3位に躍進。また2007年にはクラブ初となるアジアチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げている。

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この話を聞いた城も、外国人監督とのエピソードを披露。横浜F・マリノス時代にアルゼンチン人オズワルド・アルディレス監督から減量命令を出されたそうだ。

ただ一度は従ったもののそれによって調子を崩すことに。元の体重に戻すと以降はあまり使われなくなってしまったという。

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