今年9月にウルグアイ代表から引退したルイス・スアレス。
彼が2023年からウルグアイ代表を指揮するアルゼンチン人のマルセロ・ビエルサ監督を批判したことが物議を醸している。
69歳のビエルサ監督は鬼才と評される人物だが、スアレスは『DSports』で「(指揮官が)チーム全体を分裂させた。一部の選手は代表引退を検討している」、「選手たちは限界に達し、爆発してしまうだろうから、ファンはうまくいかなくても選手に八つ当たりしないでくれ」などと述べたのだ。
また、スアレスは、今夏のコパ・アメリカでアグスティン・カノッビオが練習でボールボーイとして扱われたことや、スタッフがチームと一緒に食事することを禁止されていたことなども批判した。
『BBC』によれば、ビエルサ監督はスアレスからの批判について、「状況が私にどう影響したかという点については、起こったことを無視するつもりはない。私の権限が何らかの形で影響を受けたことはわかっている」と述べたという。
そのうえで、試合への準備や選手・コーチの取り組みに変化はないとも語っていたという。ウルグアイはW杯南米予選で3位につけているが、ここ3試合は勝利がない。