今月、「アズーリ」ことイタリア代表に初めて招集されたモンツァのFWダニエル・マルディーニ。
祖父チェーザレはイタリア代表14キャップ、父パオロは同126キャップを誇る、イタリアきってのサッカー一家出身の22歳だ。
ダニエルは父パオロと同じくミランのアカデミーで育ち、2020年2月にトップチームデビュー。その後スペツィア、エンポリ、モンツァへのローンを経て今季から完全移籍を果たした。
ちなみに、2022年にセリエAへ初昇格したモンツァのオーナーは、元ミランオーナーである故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏の弟パオロ・ベルルスコーニ。現在監督はパオロ・マルディーニの元チームメイト、アレッサンドロ・ネスタが務めている。
そんなモンツァから今回、唯一イタリア代表へ選出されたダニエル・マルディーニ。初々しい代表のユニフォーム姿がこちら!
世代別代表の経験はあるもののA代表は初めてということもあってか表情にはやや硬さが見られる。ただ顔立ち、とくに目はお父さんそっくりだ。
ダニエル・マルディーニは188cmの大型ウィンガー。右利きだが父パオロと同じく左サイドでプレーすることが多い。
スピードなどフィジカル能力の高さに加えクリエイティブなプレーも得意としており、今季はここまで7試合で1ゴールという成績。ルチアーノ・スパレッティ監督にとって新戦力として期待がかかる一人だろう。
3代目マルディーニのプレーにも注目のイタリアは、10日にベルギー、14日にイスラエルとUEFAネーションズリーグで対戦する。