イングランド・リーズ市の地元紙『Yorkshire Evening Post』は3日、EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドFCに所属するMF田中碧の日本代表選出を受けて、同選手にかかる負担を懸念した。

10月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表メンバーに選ばれた田中は、日本時間11日午前3時に行われるサウジアラビア代表戦とオーストラリア代表戦(同月15日の午後7時35分)の2連戦を控えている。

これを受けて『Yorkshire Evening Post』は、「田中はこの2週間で1万8000マイル(約2万9000キロメートル)を移動することになる」、「彼の日本代表でのプレーは、リーズのスタッフから注意深く監視されるはずだ」と、26歳のコンディションを憂いた。

なお、田中はオーストラリア戦の翌日に日本で行われるリハビリセッションを終えた後、水曜日に14時間の直行便でイギリスに戻る可能性が高いとされている。そのため、現地時間10月18日に行われる第10節シェフィールド・ユナイテッドFC戦には間に合う見通しだ。

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「田中がスタートになる可能性が高い。理想的なコンディションではないが、リーズにとっては救われる点だろう」と、地元紙は期待を寄せている。今夏にリーズへ移籍した田中は、ハードスケジュールの中で結果を残せるか。

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