ドイツ紙『ビルト』は2日、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが来夏に移籍する可能性が浮上したと報じ、複数のビッグクラブ間で争奪戦が勃発していると伝えた。
同紙によると、有力候補はバイエルン、アーセナル、マンチェスター・シティ、レアル・マドリーと多岐に渡り、ドイツ屈指のプレーメイカーの獲得を狙っているという。
所属元のレヴァークーゼンは既にヴィルツの後継者探しを始めており、移籍金を少なくとも1億5000万ユーロ(約242億8600万円)を求めている。高額な移籍金が設定されているため、財政難に苦しむスペインの強豪バルセロナはこの獲得レースから脱落した模様と伝えた。
またフランスの強豪PSGはヴィルツの候補から外れているようで、リヴァプールも獲得にわずかなチャンスしかないという。
ヴィルツの獲得に最も近いクラブは、同選手の2年間の動向を追ってきたスペインの強豪レアル・マドリーと同紙は目しており、UEFAチャンピオンズリーグ制覇の可能性があるクラブ移籍を目指すヴィルツとの思惑と合致するようだ。
またレヴァークーゼン指揮官のシャビ・アロンソ監督が白い巨人に移籍すれば、ドイツの天才MFの獲得も近づくだろうと同紙は考察している。
果たして来夏ドイツのチャンスメイカーはどのビッグクラブへ移籍するのかに世界中から注目が集まっている。