3日、ワールドカップ最終予選でサウジアラビア、オーストラリアと対戦する日本代表メンバー27名が発表された。

前回の9月シリーズからの入れ替えは3名。浅野拓磨→大橋祐紀、中山雄太→瀬古歩夢が怪我もあっての入れ替えだったのに対し、試合に出ている細谷真大に代わって招集されたのがMF藤田譲瑠チマだ。

今夏のパリ五輪ではU-23日本代表のキャプテンを務め、ベスト8進出に大きく貢献した藤田。所属のシント=トロイデンでも今季はスタメン出場を続けている。

EAFF E-1選手権2022以来、2年ぶりの日本代表復帰となった22歳のコメントは以下の通り。

――代表に選ばれたときの率直な気持ち。

ようやくかという気持ちと、もっと今まで以上に頑張って、しっかりと結果を残してこれからも選ばれ続けたいという気持ちがありました。

――今回の代表活動に向けての意気込み。

チームとしては大事な2試合になると思いますし、自分としても日々の生活だったり練習だったり、小さなことにこだわってやっていきたいと思います。

――パリ五輪でチームを牽引した経験をどのように今回活かしたいか。

その経験がどう活きるかはわからないですが、世界大会で経験したことだったり、強度だったりというのは通用する部分もあると思っているので、そういった部分を活用しながら戦いたいと思います。

――ボランチのポジション争いは熾烈。どのようなストロングポイントが今の代表チームに通用すると思うか。

バランスを見るところだったり、攻撃のところで落ち着きを持たらすところが自分として強みだと思っているので、そういうところをうまく活かせていければと思います。

――チームやファンへのメッセージ。

一度チームを離れることになりますが、また成長して帰って来たいと思います。応援よろしくお願いいたします。

日本代表、新システムで「序列を下げた」5選手

日本代表は、10月10日(木)にアウェイでサウジアラビアと、15日(火)にホームの埼玉スタジアム2002でオーストラリアと対戦する。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名