J2の鹿児島ユナイテッドFCは9月30日、オフィシャルトレーニングセンターである「ユニータ」にクラブハウスを建設することが決まったと発表した(写真提供:鹿児島ユナイテッドFC)。
鹿児島ユナイテッドは2021年9月より鹿児島市南部の喜入町に整備された練習場の利用を開始。施設の愛称はクラブ名に由来する「ユニータ」で、まずは天然芝2面・人工芝1面および照明設備が稼働した。
こちらが喜入にあるユニータ。西に人工芝、東に天然芝のピッチがあり、クラブハウスは天然芝のピッチの南隣に建てられる。
完成予定は2025年4月(予定)。施設内にカフェも入り、総工費はおよそ5億5000万円とのことだ。
以下はクラブ代表を務める徳重剛氏のコメント。
「これまでグランド面のみ先行して整備し利用してきましたが、いよいよクラブハウスの整備が始まります。企業版ふるさと納税を活用した練習場整備に、ご理解ご協力を頂きました自治体や寄付企業の皆様、並びに、地域住民の方々など多くの関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
クラブハウスが整備されることで、より充実した練習環境が整うことはもちろんですが、地域の皆様とより交流を図ることができ、また、ユニータに見学に来られるファン・サポーターの皆様にとっても快適な施設となりますので完成を楽しみにされていてください。
なお、工事期間中は見学に来られた際には何かとご不便をおかけしますがご理解を頂きご容赦ください。また、クラブハウス整備に関するクラウドファンディング等については、現在準備中ですので、整い次第ご案内させて頂きます。引き続きご支援を賜れれば幸いです。」
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使用目的は鹿児島ユナイテッドのトップチームおよびアカデミーチームのトレーニングのほか、ホームタウン活動や地域住民との交流拠点としても利用されるという。