29日に行われたラ・リーガ第8節のアトレティコ・マドリー対レアル・マドリーのダービーマッチ。

アトレティコのウルトラスがレアルGKティボー・クルトワにライターを投げ込んだために試合が一時中断される事態になった。

ディエゴ・シメオネ監督やコケがウルトラスを説得したことで試合は再開されたが、『AS』は、「世界に恥をさらす…ウルトラスの投擲物でダービー中断」と酷評していた。

また、『Relevo』によれば、この試合ではファン同士の衝突も起きていたという。

スタンドで数人のファンが人種差別的なモンキーチャントを叫んだ際、周りにいた黒人系のブラジル人ファンがそれを叱責。両者の喧嘩沙汰に発展すると、警備員が差別的チャントに反抗したファンのほうをスタジアムから追い出したという。

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同紙は、試合中断も含めた一連の出来事について、「サッカーのピッチ(路上でも)では決して起こってはならない事件であり、おそらくアトレティコ・マドリーへの制裁につながるだろう。国内で最も権威のあるダービーのひとつで、ライバル関係の雰囲気の中でスポーツの魔法を体験する運命にあった夜。結局はリーガに汚点を残した。サッカーは負け、両チームが勝点1ずつを分け合った日」と嘆いていた。

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