各国でリーグ戦が開幕し、日々熱戦が繰り広げられている2024-25シーズンのヨーロッパサッカー。

各クラブそれぞれの夏を過ごす中、新シーズンのカギを握るといっても過言ではないのが、移籍市場で獲得した新戦力だ。

2024-25のキーマンになるのは誰なのか。今回はスペイン「ジローナ」で注目の新加入選手3人を紹介する。

アベル・ルイス

生年月日:2000年1月28日

国籍:スペイン
前所属クラブ:ブラガ(ポルトガル)
移籍金:900万ユーロ

昨シーズン大躍進を遂げ、望外のCL出場権を獲得したジローナ。その代償は大きく多くの主力選手が移籍したため、空いたポジションを埋めていくことが、今夏のテーマとなった。

まずは、得点王アルテム・ドフビクに代わる新エースとして、ポルトガルのブラガから迎え入れたアベル・ルイスだ。

派手さはないが総合力の高いFWで、オーバーエイジ枠で参戦したパリ五輪では、主将としてチームを牽引しスペインの金メダル獲得に貢献するなど、経験値も高い。

ブライアン・ヒル

生年月日:2001年2月11日

国籍:スペイン
前所属クラブ:トッテナム(イングランド)
移籍金:レンタル移籍

続いてサヴィーニョがマンチェスター・シティにステップアップした崩しの切り札だが、ここにはトッテナムからブライアン・ヒルを獲得。

左足1本で局面を打破するドリブラーで、開幕から5試合連続の先発出場を果たし、得意の仕掛けで攻撃に変化を加えていた。

多くの若手を覚醒させてきたミチェル・ジローナで、キャリアの停滞期を乗り越えることができるか、将来を左右する重要な一年となるだろう。