日本代表は、2026年W杯に向けたアジア最終予選で2連勝と好スタートを切った。ホームで中国戦は7-0、敵地でのバーレーン戦も5-0という大差で勝利している。
そうしたなか、W杯4大会に出場した元日本代表DF吉田麻也は、Tokyo FMの『吉田麻也の切り替えて行こう!』でこう話していた。
「試合を終えて勝点6は、ザックジャパンのブラジルW杯の予選以来のことなんですね。
いいスタートが切れたんじゃないでしょうか。僕も映像を見ましたが、相手との力の差がかなりあるなぁと思いましたけど。それでも、バーレーンのアウェイとかはかなり暑そうだったし、ピッチもよくなかっただろうし、よくみんなしっかり集中して勝点6をとったなと思います。
ただ、気になるのが、オーストラリア、カタールが未勝利ということで。韓国、サウジアラビアも意外と苦戦しているということで。
DAZNの実況で岩政(大樹)さんも言ってたんですけど、アジア全体のレベルはぐっと底上げができているけれど、トップのところがちょっと日本以外がなんか…日本とイランぐらいが結構うまくいっているのかな。でも、それ以外が、ちょっとなんか『ん?』って感じの展開になっているので。
ここから10月・11月と代表は2か月続くので、そうなると欧州はだいぶ涼しくなってくるんですけど、中東とかはまだ暑いですし、インドネシア、オーストラリアはかなり大変な移動も入ってくるので、どうなるのかなという感じです…」
連勝スタートになった日本だが、10月にはサウジ、オーストラリアとの対戦が控えている。
吉田は、日本代表の海外組たちは移動の大変さだけでなく、所属チームに帰ると競争で一歩後れをとっている状況になることも難しさと説明。そのうえで、現役の立場で、代表を語るのは難しいとも吐露していた。