かつてリヴァプールやマルセイユなどでプレーした元フランス代表FWジブリル・シセが、バスティアの裁判所で検察側から懲役1年を求刑されたようだ。

1998年にオセールでプロデビューを果たし、それからリヴァプール、マルセイユ、サンダーランド、ラツィオなど数々のビッグクラブでプレーしたシセ。

フランス代表としても2002年から2011年まで長くプレーし、2回のワールドカップにも出場。奇抜なヘアスタイルをするストライカーとして知られたほか、2回の腓骨骨折から復活を果たした不屈の選手としても有名である。

2015年にレユニオンリーグでプレーしたのを最後に現役を引退したあとは音楽の道にも挑戦し、DJとして活動していたことでも話題になった。

『AFP』によれば、シセは脱税、企業資産の指摘流用、会計記入漏れの疑いで裁判に直面している状況だという。

シセは現在居住しているコルシカ島に会社を保有していたが、それは2020年に強制清算されているそう。

しかしシセはその際に会社の口座から55万ユーロ(およそ8600万円)を引き出し、自身の口座へと移した上、それを税務当局に報告していなかったそうだ。

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それに対し、現在検察は執行猶予付きの懲役1年、そして罰金10万ユーロ(およそ1600万円)を求刑しているとのこと。

なお、判決については11月13日以降に言い渡される予定だと伝えられている。

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