日本代表は10日、ワールドカップのアジア最終予選第2戦でバーレーンと対戦し、5-0で勝利。グループ唯一の連勝スタートを飾った。

初戦で中国に7-0の大勝を収め、迎えたアウェイでのバーレーン戦。日本は先発を大きく入れ替えることも予想されたが、森保一監督は中国戦から1名の変更にとどめた。

GKは鈴木彩艶。DFは右から板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹と並び、中盤の底に遠藤航と守田英正。ウィングバックは右に堂安律、左に三笘薫が入り、シャドーは久保建英がベンチに回って南野拓実と鎌田大地という組み合わせ。トップは上田綺世となった。

対するバーレーンは、中国と同じ4-4-2のシステムだが日本のボール回しに対する寄せ方やDFラインの細かい上げ下げなど練度の高さは段違い。日本はロングボールを交えながら相手の組織的な守備に揺さぶりをかけ続ける。

迎えた37分、遠藤のパスから右サイドに流れた鎌田がクロスを上げると、相手DFの手に当たりPKの判定。これを上田がレーザーポインターによる妨害に負けず、冷静に決めて日本が大きな先制点を手にする。

日本は後半開始から堂安に代えて伊東純也が入ると、直後の47分、相手ゴール前での軽快なパス回しから最後は伊東の落としを上田が叩き込んで追加点。

以降は伊東が入ったことで完全にバランスが取れた日本がやや気持ちの落ちたバーレーンを押し込む展開に。

61分に上田のポストプレー、64分には三笘の抜け出しから、いずれも守田がゴールを沈めて一気に点差を広げた。

リードを4点に広げた日本は、小川航基、久保、中村敬斗を次々と投入。81分には中村のシュートが相手GKに防がれたところを小川が押し込み、駄目押しの5点目を決めた。

なぜ?バーレーン戦の日本代表に呼ばれなかった選手たち

最終スコアは5-0。開幕2試合で12ゴール、2戦連続のクリーンシートを記録した日本が見事な連勝スタートを成し遂げている。

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