日本代表はW杯アジア最終予選で2連勝となった。中国との初戦に7-0で勝利するとバーレーンとの第2節でも5-0で勝利。
日本と同じグループCを戦うのは、上記2か国に加えて、サウジアラビア、オーストラリア、インドネシアだ。
そうしたなか、中国紙『QQ』は、日本の強さはむしろ中国の後押しになると伝えていた。
「日本強すぎ!その2連勝は中国の4位入りに貢献するものだ。
日本、豪州、サウジはW杯の常連であるため、ファンは“死のグループ”だと考えている。中国の目標は、グループ4位を争い、プレーオフ出場権を獲得することだけだ。
日本の世界ランキングは17位(FIFAランクは18位)で、アジアでは1位だ。30年近くのプロサッカー改革を経て、日本サッカーは歴史的な躍進を遂げた。現在、欧州でプレーする選手は500人以上に上り、アジアを抜けて欧州に進出することに成功している。2022年W杯では優勝経験国であるスペインとドイツを破り、世界に衝撃を与え、日本は世界クラスの強国となった。
日本サッカー協会の公的な目標は、2050年のW杯優勝である。日本代表メンバーのほとんどは欧州クラブ所属で、5大リーグでプレーする選手もいる。チームの価値は2.76億ユーロ(433億円)で、アジアで最も高く、7大会連続でW杯に進出している。
日本の実力、地位、士気は豪州をはるかに上回っており、初戦のバーレーンの番狂わせは日本に十分な警告を与えた。(日本の連勝は)中国代表にとって有益になる。日本の勝利は中国代表を間接的に助けることに等しい」
バーレーンは初戦で豪州を1-0で撃破する番狂わせを起こした。
日本がそのバーレーンを下して連勝することは4位を目指す中国にとって朗報ということのようだ。