日本代表は、5日にW杯アジア最終予選で中国と対戦する。
近年、中国は帰化選手でチームの強化を図ってきた。今回も3人の帰化選手(ティアス・ブラウニング、フェルナンジーニョ、アラン)が選ばれている。
そうしたなか、中国紙『163』は日本戦でキーマンになりえる帰化選手を指名していた。
「日本との力の差を考えると、中国の最も安定した戦術は、当然のことながら堅固な守備を基礎としつつ、機会があればカウンター、機会がなければ全員で守備を固めることだ。
ここ数日の練習から判断すると、ブランコ・イヴァンコビッチ監督は最も守備の練習をしており、守備的なカウンター戦術に重点を置く戦略をすでに決めているようだ。これは、総合力が限られている中国にとって、間違いなく賢明な動きだ。
中国代表は6人のFWを連れてきたが、前線突破の鍵となる役割を果たす能力が最も高いのは、ウー・レイでもアランでもなく、フェルナンド(フェルナンジーニョ)だ。
サイドアタックに優れたフェルナンドは、優れたスキルを持っている。フットワークの面では日本に対抗できる唯一の選手かもしれない。卓越したスピード、技術、突破力があり、これまでの代表戦で状況を切り開くキーマンだった。
中国は主に守備的なカウンターアタックを行っており、前線でキーマンを務めるのに最も適した人物は、おそらくフェルナンドだろう」
キーマンに指名されていたのは、ブラジル出身のフェルナンジーニョ(フェルナンド・エンヒキ・ダ・コンセイサォン)。31歳のレフティウィンガーで、2015年から中国のクラブでプレーしており、今年代表デビューを果たした。
なお、地元紙は、中国が日本戦で5バックを採用する可能性も示唆している。