いまや多くの日本人選手が欧州各リーグでプレーしている。

そうしたなか、30日に行われたルーマニア1部リーグで驚きの出来事があった。

三野草太が所属するシェプシがオツェルルのホームに乗り込んだ一戦で、試合前に前代未聞の事態が発生。

『Digi Sport』や『GSP』によれば、シェプシのドイツ人監督ベルント・シュトルク氏がゴールの高さが適切ではないことに気付き、審判団に通告したという。

競技規則ではゴールの高さは8フィート(244cm)と規定されている。だが、ひとつが241cm、もうひとつのゴールは238cmだったという。

そのため、ホームチームのオツェルルは、シャベルとハンマーを使ってゴールの高さを調整する突貫工事を敢行。応急処置を施したゴールで試合は行われ、2-0でホームのオツェルルが勝利している。

「最も嫌われている」5つの欧州チーム

オツェルルのドリネル・ムンテアヌ監督は「ゴールの件は聞いている。なぜ彼がそんなことに頼ろうとしたのか理解できない。興味ないが、よろしくない」と相手監督の指摘に憤慨していたとか。数cmのことでいちゃもんをつけられたと感じていたのだろうか。

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