Qolyアンバサダーのコラムニスト、“flawless POP.”(フローレスポップ)によるレポートをお届けします。

今回は、東京を拠点にライブ活動している女性5人組アイドルグループ “flawless POP.”(フローレスポップ)のプロデューサーである私が、普段は歌って踊ってステージに立つメンバー達がなぜアビスパ福岡を応援するようになったのか、なぜここまで応援に一生懸命になるのか、何が彼女達の心を動かしたのかをお話ししたいと思います。

所属事務所も予想外の展開に

最初のきっかけは些細なことでした。2024年4月28日東京V戦の観戦に私(プロデューサー)がアビスパ福岡の川森会長から誘われたことから始まりました。「プロ」を間近に何かを感じてほしいと思いメンバー5人を一緒に連れて観戦することに。いわゆるプロ意識というものを肌で感じて欲しかったのですが、別のものに彼女達は心を奪われたのです。

それは「応援」です。アウェイ戦でサポーターの数は圧倒的に少ない中で必死に声を上げるその気迫と気持ちの強さを感じつつ、その声に応えようとする選手の姿にさらに感動していました。これをきっかけに「また観に行きたい!」、「次はいつ行けますか?」と頻繁に口にするようになりました。正直なところ私としては予想外の展開となりました。

そしてその想いは強く、さらに強く

初観戦後から彼女達は試合日程や結果を追いかけるようになっていきます。その間にもDAZNやグッズにも興味を示し熱は冷めることなく上がっていきました。

そうです、、、そうなるともちろん出てきます、“ホーム戦”。彼女達からこれまでに言われた事のない強い要望で、ホーム戦を観たいと言われることになります。ここまで夢中になれるのは幸せなことですし、もっとプロの世界を見てアイドルとしてプロフェッショナルに育って欲しいと思い福岡遠征を決定しました。ホーム戦を観た彼女達は、選手やサポーターの方々、さらにはアビスパ運営の方々をより深く知ることにより、アビスパ福岡への想いは加速していきます。

その後は、試合日程がライブやレッスンと被らないときはアウェイ戦に行くとこが恒例となりました。6月2日柏戦は、雨となり「滝行」となります。前日に天気予報をみて私からメンバーへ、「明日は雨だよ?!」と連絡を入れると「はい」「そうですね」と、“雨ですけど何か?”と言わんばかりの返信で雨など全くお構いなしの状態でした。

徐々にチャント(ラブソング)も覚えてきたメンバー達はついに“ゴール裏”で応援したいとなり、今となってはゴール裏以外での応援をするつもりは全くなく、アビスパへの想いがアビスパ愛に育ったように感じています。

彼女達も普段はライブの度にファンの方々からたくさんの“応援”をもらっています。全てのライブを全力で行っていますが、それでもどうしても応援の声や少なからず数によってもパフォーマンスや輝きが劇的に良くなる時があります。“応援”の力の大きさを知っているからこそアビサポの皆さんの声に心を動かされたのだと思います。

また、これはもちろん根拠のないことなのですが、出会ったのがアビスパだったからこそここまで心を動かされたのではないかと私は不思議と確信めいたものも感じています。一期一会という言葉がありますが、まさに彼女達にとって大きな一期一会であったのではないかと思います。

これからの彼女達

すでにアビサポとしての彼女達は私の手を離れているので、今後どのように進んでいくのか正直想像がつきません。最初にも書きましたが夢中になれることがあるのは幸せなことですし、“プロ”の世界を間近で感じることは良い経験になると思うので、アビサポとしての彼女達を今後も見守りそしてサポートしていきたいと思っています。アビサポの方々にも大変暖かく迎え入れて頂いており、とてもありがたく思っております。今後フロポピとして、フロポピだからこそ出来る応援の形も考えていきたいと思います。

少しでも彼女達の想いが届きますように。


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