オランダ人のアルネ・スロット新監督体制となったリヴァプールで控えとなっている日本代表MF遠藤航。
それでも指揮官は「今季、彼はチームにとって重要な存在になるだろう。なぜなら、全員が必要だからね」と述べている。
そうしたなか、英紙『Express』は、リヴァプールが遠藤の売却を決断したと伝えた。その理由は、スロット監督のもとでオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが躍進を見せているためだとか。
190cmの体躯を誇る22歳の大型MFフラーフェンベルフは、昨夏バイエルンから4000万ユーロ(65億円)の移籍金で加入。
1年目は38試合に出場したが、プレータイムは1840分ほどだった。ただ、ユルゲン・クロップに代わって同胞監督が就任したことで、遠藤より序列が上になった形。
リヴァプールはこの夏に受けた遠藤へのオファーを2度断ったが、同紙は「それにもかかわらず、クラブはまだ新しい守備的MFを探しており、スロット監督は移籍戦略を秘密にしている」とも伝えている。
イングランドの移籍市場は現地30日の23時(日本時間31日午前7時)に締め切られる。それまでに遠藤に動きはあるだろうか。