Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。
ハメス・ロドリゲスが健在ぶりをアピールし、コパ・アメリカで準優勝に輝いたコロンビア代表。
ただ、現メンバーにはベテランが多く、ルイス・ディアス以外にワールドクラスは不在。世代交代が必要なのは間違いないだろう。
今回はそんなコロンビアの若手に注目し、未来の代表チーム担う3人の逸材をピックアップした。
ジョン・デュラン
生年月日:2003年12月13日
所属クラブ:アストン・ヴィラ
31歳のジョン・コルドバがファーストチョイスのCFで、もっとも国民が期待する新エース候補が、アストン・ヴィラでプレーするジョン・デュランだろう。
昨季は、エースのオリー・ワトキンスがリーグベスト11級の活躍をみせたため出番は限定されたものの、途中出場がメインの中で5ゴールと結果を残した。
決して器用なタイプのFWではないが、超人的な身体能力とパンチのある左足のシュートが魅力で、きっかけさえ掴めば大化けする可能性も。
ヤセル・アスプリージャ
生年月日:2003年11月19日
所属クラブ:ワトフォード
イングランド組ではもう1人、ワトフォードで躍動するヤセル・アスプリージャも、本格開花が待たれる特別な才能の持ち主。
得意の左足で中央に切り込むカットインをメインに、左右自在にポジションを変えながら果敢に仕掛けていくドリブルが特長で、日本と対戦した2023年のU-20W杯では決勝ゴールをマークした。
昨シーズンは、6ゴール・7アシストと順調に数字面での貢献度を高めており、今季はいよいよステップアップ移籍も視野に入る。
オスカル・ペレア
生年月日:2005年9月27日
所属クラブ:ストラスブール
A代表未招集組からは、飛び級でU-23代表に選出され、今夏フランス・ストラスブールへの移籍が決まったオスカル・ペレアを挙げたい。
まだ18歳ながら、体幹がしっかりしていて並みのタックルでは倒れることはなく、ボディバランスとテクニックを駆使してどんどんゴールに迫っていく。
欧州の文化に慣れる時間が必要で、アビブ・ディアッラ、ディラン・バクワら逸材ひしめく若きチームだが、この中で揉まれ存在価値を高めていければ、自ずとビッグクラブ移籍もみえてくるだろう。
ライター:ロイすん
フランスW杯以降を海外サッカーの魅力にハマり、観戦歴は20年以上に。
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