Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。
近年、エンソ・フェルナンデスやジョアン・フェリックス、ダルウィン・ヌニェスといった選手を高額で売却し、大きな利益を上げているベンフィカ。
今夏も、ジョアン・ネベスをパリ・サンジェルマンに移籍金約6000万ユーロで売却するなど、移籍市場での立ち回りは世界でもトップレベルだ。
今回はそんなベンフィカから、次のビッグクラブ行きが期待できる3人の若き逸材たちを紹介していく。
アントニオ・シウバ
生年月日:2003年10月30日
国籍:ポルトガル
ジョアン・ネベスより早く台頭し、すでにビッグクラブで争奪戦が展開されているのがアントニオ・シウバだ。
隙のないポジショニング、ハードなタックル、高精度フィードをハイレベルで備えたルベン・ディアス2世で、EURO後に代表引退を表明したペペの後継者候補にも名を連ねる。
不安要素はほとんどなく、あとは獲得レースをどこが制するのか。市場閉幕まで目が離せない。
ジャンルカ・プレスティアーニ
生年月日:2006年1月31日
国籍:アルゼンチン
前線では、先日のエウゼビオ・カップで切れ味鋭い動きをみせていたジャンルカ・プレスティアーニを挙げたい。
16歳の若さでアルゼンチン1部デビューを果たしたプレスティアーニは、その才能を見込まれ1月にベンフィカに加入。リーグ最終節でポルトガル1部デビューも飾った。
166cmと体格に恵まれているわけでなく、パス精度にも課題を残すものの、卓越したアジリティと密集地帯をかき分けるドリブルは、欧州でも十分通用するレベルにあり、周囲との連携が深まってくれば面白い存在になりそうだ。
ウーゴ・フェリックス
生年月日:2004年3月3日
国籍:ポルトガル
最後は、神童ジョアン・フェリックスの弟であるウーゴ・フェリックスを紹介したい。
現在ベンフィカBでプレーするウーゴは、170cmの小兵アタッカーで、10番のポジションをメインに、両ウイングでも遜色なくプレーできる。
兄ジョアンのようなストライカータイプではないものの、エレガントなタッチや密集地での落ち着いたボールキープなど共通点も多く、課題のフィジカルが備わってくれば大化けする可能性も。
ライター:ロイすん
フランスW杯以降を海外サッカーの魅力にハマり、観戦歴は20年以上に。
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